内容説明
浅田舞、中野友加里、恩田美栄、小岩井久美子…なぜ、名古屋の「山田ファミリー」から続々名選手が生まれていくのか。浅田真央と伊藤みどり。まったく異なる個性を育てたその秘密。
目次
序章 愛される選手を育てたい！
１章 浅田真央との素敵な出会いと別れ
２章 才能は必ず伸ばせる！
３章 遠い先を見ないで“今”を楽しむ
４章 親が育てば子どもも育つ
５章 プレッシャーを味方につける
終章 スケートだけが人生ではない
著者等紹介
山田満知子［ヤマダマチコ］
１９４３年名古屋市生まれ。フィギュアスケートコーチ。金城学院大学卒。フィギュアスケート、国体で優勝。その後、コーチに転身。伊藤みどり、小岩井久美子、恩田美栄、中野友加里、浅田舞、浅田真央など名古屋にいながら数多くの一流選手を育てあげる。１９８９年文部省スポーツ功労者賞受賞、２００５年文部科学省国際大会最優秀者賞受賞。現在も、名古屋スポーツセンターで若い選手の指導に当たっている。『素直な心が才能を伸ばす！―だれでも結果は出せる』が、初めての著作になる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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mana
2
伊藤みどり、浅田真央らを育てた山田満知子の本。仕事へのスタンス、技術のハウツウよりもいかにハートを大切にする選手を育てるか。進学コースと学習補強コースがあるなら後者のような指導者でいたいと書かれてあり意外でした。とても怖そうで世界を目指せる子だけをバリバリ鍛え上げていそうなイメージだったので。一番考えさせられたのが「仕事か家庭かどちらかを選ぶなら迷わず家庭を取ります。いちばん大事なのは家庭じゃないですか？何事も元がきちっとしていなければ、ダメ」これを読んで反省し今日は子供たちに向き合う時間を増やしました2016/02/23
はらへりこ
1
みどりが気が強い性格だったってのは初めて知ったのでびっくりした！山田コーチの一貫した姿勢がよく伝わってきて面白い、けど、内容はちょっと薄めかも。もうちょっとがっつり色んな選手についてのたくさんのエピソードを読みたかった。2010/04/12
Teru.K
0
流し読み。そうなのかぁ、という話【26冊目】2015/03/14
ビビッド
0
注目されればされるほど、他人に見られる機会が増えるのだから、礼儀正しくしなさいというのは、大切なことだね。みどりさんが中学に上がった頃から引き取った話は興味深く読めた。フィギュアスケートは関わっている人それぞれにドラマがあるんだなあ。とってもドラマチックです。2012/01/10
ハスキー
0
B・オーサー氏の本を読んだ後ということもあり、指導者によってこんなにも考え方が違うのかと驚きました（オーサー氏は「五輪金メダリストを育てる」ことを主軸に置いている一方、山田氏は「人として成長してほしい、スケートはあくまでその手段」として捉えている）。成績、結果は関係なく、伊藤みどりであろうと浅田真央であろうと中野友加里であろうと、特別扱いは一切せず、平等に扱う、またスケートだけの人生にならないよう指導しているそうです。そのためなのか、伊藤みどりさんのエピソードは思ったより少なかったです。2020/02/20
