内容説明
台湾の李登輝も憧れたこの国の“美しい心”はどう伝えられてきたのか!中国・台湾・日本…比較できる著者が綴った「日本人に本当に誇ってほしいこと」とは。
目次
序章 いま日本人の“心”を再発見する
1章 “和風”という伝統に残された美意識
2章 教科書が教えない「形のない遺産」とは何か
3章 「モノより心」を愛する日本人の感性
4章 “もののあはれ”が育った四季のある風土
5章 「大きさだけの中国」より「小さい美しさを知る日本」
6章 外国人が憧れる日本人の真心とは
7章 世界が認めた究極の「武と禅の精神」
終章 日本人に誇ってほしいこれだけの美点
著者等紹介
黄文雄[コウブンユウ]
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業、明治大学大学院修士課程修了。『中国之没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。1994年巫永福文明評論賞、台湾ペンクラブ賞受賞。東アジアの政治、経済、社会、歴史などあらゆる分野におけるするどい洞察力と分析力は高く評価されている
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