内容説明
この巻では、棺や槨、埴輪や葺石など大和の古墳の構造や埋葬施設の特色と変遷を辿りながら、土器・武器・武具、鏡や石製品、装身具など、古墳を彩る副葬品についての最新の知見をまとめる。
目次
1 総論 大和の古墳概要(前期;前期後半~中期 ほか)
2 棺と槨(棺と槨;横穴式石室と家形石棺)
3 埴輪(埴輪―古墳のなかの埴輪配列の変遷;木の埴輪)
4 副葬品(副葬品出土状況の類型;土器 ほか)
5 特論(大型鏡について;下池山古墳出土の蚕形勾玉について)
著者等紹介
河上邦彦[カワカミクニヒコ]
関西大学大学院文学研究科日本史学専攻修士課程修了。文学博士。奈良県立橿原考古学研究所副所長兼、同附属博物館館長を経て、神戸山手大学教授。中国西北大学客員教授。中国社会科学院古代文明研究センター客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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