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フロイト著作集 〈6〉 自我論・不安本能論 井村恒郎

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  • サイズ A5判/ページ数 460p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784409310069
  • NDC分類 146.1
  • Cコード C3311

出版社内容情報

「快感原則の彼岸」「集団心理学と自我の分析」「自我とエス」「本能とその運命」「神経症と精神病の現実喪失」「制止、症状、不安」「悲哀とメランコリー」「抑圧」「エディプス・コンプレクスの消滅」「嫉妬、パラノイア、同性愛における二、三の神経症的機制について」。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Z

11
フロイトの自我論を中心とした論集。抑圧されたものが思い出されず、それを行為として再生されるというのがヒステリーの症状。神経症は自我の抑圧によって、現実の一部が逃げるように避けられるが、精神病では自我がエスに奉仕し、現実が改築され妄想が構築される。あとは『集団心理学』の論文での同一視と対象選択の違いが興味深い。同一視の対象はそうなりたい、対象選択は欲望の対象で、主体に関わるか、客体に関わるかの違いで、ラカン読む際の手引きになりそう。自我、エス、超自我の構造を説明する論文が多かった 2018/09/10

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