京都学派の思想―種々の像と思想のポテンシャル

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  • サイズ B6判/ページ数 301p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784409040638
  • NDC分類 121.6
  • Cコード C3010

出版社内容情報

現代世界における京都学派哲学の思想的有効性と可能性を探る。

内容説明

日本の土壌に根ざした哲学的思索が、欧米での禅への関心と表裏する評価の高まりとともに、日本と西洋の近代精神史におけるその意義があらためて問われている京都学派―戦前の軍部政権から見られた学派像、或いは東アジア諸国から見た学派像ほか種々の像から史的概観を試みた第一部と、科学、技術、美学、教育、言語、歴史、宗教など現代思想の場における京都学派哲学の思想的側面を照らし出す第二部の構成による画期的論集。

目次

序 なぜ、いま「京都学派の思想」なのか
1 種々の「京都学派」像(「京都学派・左派」像;戦中の軍部政権から見られた「京都学派」像;戦後の「京都学派」像―あるいは戦後における「哲学」の不在;欧米の「京都学派」像―哲学、太平洋戦争、「ポスト・ホワイト」世界の形成についての考察 ほか)
2 思想のポテンシャル(科学思想―田辺元の科学哲学;技術思想―西田幾多郎と三木清;美学思想―影像のポイエーシス 西田幾多郎の思索から;教育思想―「ミメーシス」と「うつし」 人間形成論の試み ほか)

著者等紹介

大橋良介[オオハシリョウスケ]
1944年生まれ。京都工芸繊維大学教授を経て、現在大阪大学大学院教授
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感想・レビュー

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大橋先生~!2011/09/07

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