内容説明
明治17年秋、秩父困民党一斉蜂起す。直木賞作家が描く渾身のノンフィクション。
目次
総理・田代栄助
血盟のオルグたち―落合寅市・坂本宗作・高岸善吉
風布の人びと
神官と信徒たち
佐久の同盟者―菊池貫平・井出為吉を中心に
学務委員と教師たち―新井周三郎を中心に
悲劇の組織者・小柏常次郎
群馬からの助っ人―新井寅吉・貞吉父子を中心に
秩父の谷間の女たち
国内亡命の道―井上伝蔵の生涯
著者等紹介
井出孫六[イデマゴロク]
1931年長野県に生まれる。東京大学文学部仏文科卒業。中・高校教師のあと中央公論社を経て著述に専念。日本文芸家協会理事、日本ペンクラブ会員。1975年「アトラス伝説」で第72回直木賞受賞。1986年『終わりなき旅―中国残留孤児の歴史と現在』で第13回大仏次郎賞受賞
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