歴史紀行 安芸吉川氏

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歴史紀行 安芸吉川氏

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784404015174
  • NDC分類 288.3
  • Cコード C0021

内容説明

中国の覇者・毛利氏の「3本の矢」とは、毛利・吉川・小早川の同族体制を意味するが、もともと吉川氏は駿河に発し、芸北(広島県北部)大朝町を本拠とする豪族であった。地元・中国新聞社が丹念細密に実地踏査した吉川氏史跡(国史跡)の現況を歴史紀行風に紹介しつつ、この戦国の雄の足跡をたどり、芸北の中世に光をあてる。

目次

発祥と駿河丸時代(川岸の館―清水市に構える;移動540キロ―本拠を大朝本荘に;新荘への進出―経兼が地頭職得る)
小倉山時代・前期(金山城救援―落城の危機を救う;「北」との交戦―千代田めぐり摩擦;野ジカの歌―文武に優れた経基)
小倉山時代・後期(強豪のはざま―元就が毛利家を継ぐ;郡山合戦)
小倉山時代・晩期(出雲遠征;余谷ろう城―内紛で家臣が決起;幽閉の地―本拠から離れ隠居)
日山時代(元春入城―3代41年間の本拠;槌山落城―吉川軍が先陣切る;月山包囲戦―奮闘した山中鹿介;元就弔い合戦―尼子氏の残党一掃;上月の役―秀吉軍と初の交戦;鳥取の役―経家、決死の入城;高松の役―宗治が切腹し講和;元春陣没―57歳小倉城で病死;関ケ原合戦―広家、家康に密書;岩国移封―300年の基礎を築く ほか)