内容説明
ショータは特捜司法官だ―。十蔵ことクラクラは確信したが、ショータの態度は変わらず、無邪気な教え子のまま。クラクラは苛立ちをつのらせるが、学校に潜入するスパイである自分の身の上も話してはいないので、お互い様ともいえる。そんなクラクラに与えられた次の任務は、天目陶工学園での調査。晴海埠頭から船で十時間もかかる島にある学校だ。外界から閉ざされた学園で、クラクラたちを待ち受ける事件とは…!?人気シリーズ第五弾は「陶工教室」篇!!
著者等紹介
麻城ゆう[マキユウ]
漫画原作者として道原かつみとコンビを組み、’88年、「月光界秘譚」(小説ウィングスNO.1)で小説家としてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まりもん
12
今度は陶芸の先生で潜入だけど、しっかりショータとスナも一緒の学校に行くためにスナのおじいさんのコネも使用。ショータのことを特捜司法官or候補生として見ている時のクラクラの心の声でのツッコミに同意しつつ読了。2013/08/17
☆kubo
11
うーん、今回は舞台が陶芸で未来っぽくないし、事件もイマイチ。結局死体見つけただけだしねぇ。この技術が漏れたら大変だってのも口頭の説明だけで、特捜司法官が乗り出してくるだけの重大性が伝わってこないし。ショータが特捜司法官かも?ってダラダラ疑ってるシーンばかりで進展ないし、ちょっと飽きた。次回に期待。2013/10/12
りゅうR
10
陶芸編です。ショウタに疑惑を持ちながらの巻ですが、だんだん、どうでもよくなるくらくら先生が好きです。いつもですが、巻末につく短編がいつも好きです。短編集とか番外編とか、あまり好きではないですが、くらくら先生のは面白いのでもっと読みったい気がします。毎回、お約束の展開ですが、私は好きです。2013/09/04
ダージリン
9
今度は意図的にクラクラ先生の赴任先に着いて来たショータとスナ。前巻からの引きがあるので、3人のやりとりは面白いです(笑)。短編「タンブラー」も痛快!2013/08/15
MAA
4
お話しのテンポに切れがない?何だかお話しの進みが悪い気がします。そろそろ、新展開が欲しいな。それこそ、きーちゃんが特捜司法管とか。2013/08/26