内容説明
では、日本からは何が見える?30年来通い続ける“沖縄宣伝部長”が本音で語る「沖縄への注文」と「日本への苦言」。
目次
1章 おばあちゃんの沖縄
2章 おじいさんの沖縄
3章 オバサンの沖縄
4章 観光する人の沖縄
5章 ウチナーとヤマト
6章 創る人の沖縄
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fwhd8325
21
永さんは、亡くなるまで宮本常一さんの教えを守り続けた。この著書は、今から17年も前に出版されたものです。それでもこの図式はなにも変わっていないんだと思います。むしろ、見ないふり、知らないふりは一層大きくなっているようにも感じます。ここ数年で、ものを言える方々が続けて亡くなり、時代に閉塞感を強く感じます。2017/02/17
友川サイコー
3
返還前から沖縄に通い続けている永さんに書けること。沖縄病歴10年程度の私には眼からウロコ連続です2015/10/09
さぴ
2
サミットに関してのこと、心が痛みました。日本は物質的には安全だけど心は平和ではない。沖縄のことを学んでいくことで平和の心が取り戻せると思う。この題名は日本の心の平和のすべてのキーです。2013/06/22
tecchan
0
沖縄に300回以上行ったことがあるという今は亡き永六輔氏が20年以上前に書いた作品。意外と知らない沖縄、沖縄と本土の関係など、観光本ではわからない沖縄が永氏独特の視点で描かれる。2023/03/14