祥伝社文庫
彼女らは雪の迷宮に

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  • サイズ 文庫判/ページ数 355p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784396337322
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

雪深い谷庭にある山荘に招かれたのは、年齢も職業も違う六人の女たち。従業員も他の客もおらず困惑する六人の前に七番目の客を名乗る不審な女が出現。その直後から一人ずつ女性の姿が消え…。これは連続殺人なのか?一方、弁護士兼名探偵の森江春策は巻き込まれた助手・新島ともかの救助に向かう。壮大なトリックを仕掛けた現代版クローズド・サークルミステリー。

著者等紹介

芦辺拓[アシベタク]
1958年大阪府生まれ。同志社大学卒。86年「異類五種」で第二回幻想文学新人賞に佳作入選。90年『殺人喜劇の13人』で第一回鮎川哲也賞を受賞し、デビュー。代表作は弁護士兼名探偵、森江春策が難事件を解決するシリーズ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

58
森江春策の事件簿その17。またしてもともかがメインでミステリーサークルの内と外での話。ちょっと無理っぽく感じるが金獅子が活躍したから良しとしよう。2014/09/04

四弦桜

19
著者芦辺拓先生の初クローズドサークルもの‼️ そんじゃそこらの"雪の山荘"ものとはわけが違う✨ 森江春策シリーズとはつゆ知らず読み始め、『金獅子』が出てきてからはテンションMAXで読み進めました😆 読み終わって犯人に一言。 「手間のかかる事を!」笑2023/12/30

うみ

14
ラストの1文で○○○○がひっくり返る、ある種とんでもない作品。あれはびっくりしたなあ。まさかそっちにいくとは。しかも……ねえ? すっごい斬新なミステリだった。2022/05/04

ヤスヒ

13
クローズドサークルの定番、雪の山荘を舞台に~の設定は大好物で期待して読んだのだが・・・登場人物と文体がなんか軽い感じがしたのと事件のカラクリに現実味を感じる事が出来ず、ページをめくるのがコワイとか誰が犯人なんだろうと推理したい気があまりおきなかったのが残念。緊迫感がもっと欲しかった。この小説はシリーズもの一冊らしく登場する探偵は嫌いではないのでクローズドサークルもの以外で読んでみたい気もする。2016/02/27

ひより

12
雪深い谷底にある山荘に招かれた女性たち。 ”いかにも”な状況で、期待通り(?)ひとりずつ消えてゆく。 これはやはり、閉ざされた山荘での殺人事件なのか? …のわりには軽めな味わい。 そして真相はなかなかの意外さ。そうきましたか。 昔のような「閉ざされ感」は難しくなった時代だけど、それをうまく利用しているというか。 久しぶりに芦辺作品そして森江春策シリーズを読んだけど肩の凝らないけれど、かといってライトすぎないミステリでよかった。2024/01/23

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