祥伝社文庫
英雄の魂 - 小説石原莞爾

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  • サイズ 文庫判/ページ数 640p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784396332334
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまうさ

3
個人的に日本史の中では源頼朝と織田信長と、本作の主人公である石原莞爾の3人を天才だと思っています。もしこの中の誰かに仕えなければならないとしたら、断然石原かなと言うくらいです。でも、彼のように知性も教養あって合理的な頭脳の持ち主が宗教にのめり込まなければならなかったのが、彼の限界だったように思えてなりません。上手く説明出来ないけど。2018/09/27

千田義則

1
【主人公】石原莞爾(1889~1949)【目次】事変:建国:揺籃期:青年将校:醸成期:変転:苦闘:落日。【一言】満州事変と二・二六事件を中心に石原が信仰した日蓮宗を織り交ぜて描かれている。素行不良により陸軍大学校の席次が二番に繰り下げられたとの噂まである異端児。人間、誰しも安易に流されやすい。石原にも才気にまかせて要領よく勤務を捌いてゆきたい欲求はあった。が、それに逆らうことで生の実感が濃厚になるのを彼は知っていた。手を抜きたい本性に逆らって誠実に努める。そこに醍醐味がある。万事にそうだった(P.216)2016/10/21

たわらばし

1
やっと読了。 2.26以降から割と引き込まれて、苦無く読めた。昭和史年表が具体的な数字で頭に入ってない所為か、途中で時系列がこんがらがったけど、ともかく終わって嬉しい。最後は、寂しくてしゃーなかった。 木島日記でこの方の顔って描かれていたっけ。読み返そう。2015/12/03

須那 雄太郎

0
津山市立図書館 2014/03/22

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