Non novel<br> 魔界都市ブルース〈4 蛍火の章〉

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魔界都市ブルース〈4 蛍火の章〉

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  • サイズ 新書判/ページ数 213p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396204181
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

内容説明

妖獣、異能者が跋巵する呪われた街〈魔界都市“新宿”〉。人捜し屋秋せつらは、帰宅途中、突然豹の襲撃を受け、さらに精神を蝕む黒薔薇の幻を眼に灼きつけられ、自らの双眸を抉ろうとする危機に陥った。必殺の妖糸をも躱す姿なき豹と薔薇の術を駆使する妖艶な女殺し屋の執拗な攻撃。彼女がせつらを狙う理由とは?せつらが断罪の妖糸をふるうとき、“非情の魔人”に変貌する…。妖美な詩情と興趣尽きぬ秘技で贈る超人気シリーズ待望の書下ろし傑作ここに誕生。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カナン

13
壊滅し独自の文化と生態系を育み、犯罪の温床となった魔界都市「新宿」。基本的に短編集ですがその度に出てくるゲストキャラが良い。今回印象に残ったのは異形の魔物が闊歩する中、生まれ巡り会ったもう一組のロミオとジュリエット。最初の男性と女性の肉体を持ちながら、林檎を齧らなかった場合の未来を描く恋人達。もしかしたら、人が塵のように生き死んでいくこの新宿は、時に本当にエデンの園になるのかもしれない。<区内>に生き、生死すら操る美しき白い医師はせつらに語る。「少なくとも、<区外>より偽善は少なかろう」。2013/06/03

Ryo

5
魔界都市ブルースはやっぱ短編の方が好きだなあ。メスメル男爵が格好よすぎる「偉大なるメスメル」は…せつらがメフィストに冷たい理由も少しわかる気がする。きっとメフィストの方はいつもこんな風に合理的で、せつらの方が優しいんだと思う。「ドンキホーテの薔薇」夢と暮らせるって理想…。「美しき標的」しりるタイプー!!かっこかわい綺麗〜vこんだけ美意識に溢れた殺し屋ならそりゃせつらも殺したいと思うでしょう!!挿絵まで神々しくってクラクラしましたw師匠のところで「困ります」って言うせつらに美女の悩みを見た気がしたwww→2013/04/26

きゅーま

4
女の子といちゃいちゃしてる秋くんが気に入らなくて意地悪しちゃうメフィスト先生が可愛いすぎます。…そのせいで秋くん死にかけましたけど。夜香さんも登場。気になる人だなあ… この巻はエログロ度若干低めで読みやすかったです^^2011/02/28

Chunko

0
よかった。吸い寄せられるように読んでしまった!「偉大なるメスメル」がなんか好き。キャラがどれもいいなあ…1993/04/13

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