祥伝社新書<br> 間の取れる人 間抜けな人―人づき合いが楽になる

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祥伝社新書
間の取れる人 間抜けな人―人づき合いが楽になる

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  • サイズ 新書判/ページ数 219p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396110741
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C0230

内容説明

お笑い芸人を真似て過剰にしゃべる人がいる一方、内気な引きこもりの人も増えている。実はその根っこは同じで、「コミュニケーションの強迫観念」と「自分へのこだわり」が横たわっている。うまく話さなきゃ、人をひきつけなきゃ、と思えば思うほど、空回りしていく会話。そんな焦りは捨てて、「間」と「沈黙」に腰を据えてみる。自分の話をするのではなく、他人の話をしてみる。そうすれば、人づき合いはぐっと楽になるし、深くなる。たとえば、家庭内の風景を思い出せば、互いに話を聞き流しながらも、間と沈黙で会話をしているのがわかる。―イッセー尾形とコンビを組んできた名演出家が教える、古くて新しい、日本人のコミュニケーション論。

目次

1章 なぜ、うまく「間」が取れないのか―コミュニケーションの極意は「しゃべらないこと」にあり(「話し方」に過剰にこだわる現代社会;「困ること」を受け入れれば、会話はうまくいく;自分ではなく「他人」に目を向けてみる;家族とのコミュニケーションに学ぶ;自分が生きてきた土地を再発見する;「言葉」よりも「身体」が大事)
2章 なぜ、イッセー尾形の一人芝居は面白いのか―平凡な生活にこそ「人間の魅力」がつまっている(イッセー尾形の芝居を、的確に説明した大学教授;美人に見せる、簡単なコツ ほか)
3章 なぜ、日本人は「恋愛大好き国民」になったのか―「恋愛」が大きく変化させてきたコミュニケーション(われわれは「小いばりの世界」に住んでいる;「安物買い」を自慢する人は、結婚願望の強い人 ほか)
4章 なぜ、「孤立無援な人」が増えているのか―蔓延する「恋愛の副作用」(浮気が繰り返されるメカニズム;恋愛には「善悪の判断基準」がない ほか)
5章 なぜ、人と楽にコミュニケーションできないのか―人生の極意は「我なし」という立ち位置にあり(自分の「思い」を、相対化してみる;「人恋しい気持ち」が生まれるまで待とう ほか)

著者等紹介

森田雄三[モリタユウゾウ]
1946年、石川県生まれ。演出家。70年、初戯曲「ボクシング悲歌」を演出。80年以降、イッセー尾形の一人芝居を演出し続ける。90年代から、イッセー尾形と二人三脚で、素人を集めた演劇ワークショップを全国各地で行なう。スイス国立演劇学校(HMT)の教授も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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TakaUP48

59
ある起業家の講演を聞いたとき、息苦しさを感じた。マシンガンの様にようなしゃべりで、聞く側は窒息寸前。話の中身よりも、息継ぎ先を求めた。コミュニケーションとは、「沈黙」をメインとした空気のやり取りであり、「間」が取れて初めて心の交流は生まれる。もともと「見ず知らずの関係」から「関係」を作ろうとするのは無理を伴う行為。無理に話し上手にならなくて良い!そう言われると、心が軽くなった。長く連れ添った夫婦に会話なんてあるものか。確かに!「間」を理解するのは一瞬のこと。分かる人もいれば、出来ない人もいる!とか。2022/06/05

香菜子(かなこ・Kanako)

19
間の取れる人 間抜けな人 人づき合いが楽になる。森田 雄三先生の著書。人づき合いが上手な人はいる。誰からも好かれていつも周囲に人が集まっている人がいる。そういう人はきっと間の取れる人。過剰にしゃべる人、内気な引きこもりの人、人づき合いが苦手な人は、自分が人づき合いが苦手で間抜けでな人であることを素直に認めて自分の短所と向き合うこと。自分の短所と向き合うことが間の取れる人になるためのはじまり。人間関係トラブルなんてないほうがいいに決まっているから。 2022/10/29

今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン

6
喋れないと悩む人には聞き上手になれ、とのアドバイスが多いけど、それもなんらかの行為で時間空間を埋めることになるのだろうし、聞かなければ、という義務感も発生することでしょう。何もない、ということもあるのだと受け取ること。何もないところにいろんなものが発生する。間をもつことに耐えれない人は、よそから何かひっぱってきて穴を埋めるようなことをしなくてはならないのだろうなあ。それを強いられることはしんどいよ。2018/12/09

tetekoguma

1
イッセー尾形さんの演出を行ってきた森田さんのエッセイ集。ある意味、日本における独自のスタンダップコメディともいえるイッセー尾形さんの芸に興味があります。尾形さんも森田さんも若い頃かなり苦労したんですね。それが芸の糧になっているのでしょうか。なぜ海外でも評価されているかわかる味わい深い一冊でした。2022/10/10

Tomoko

1
読み終えたけど…人づき合いが楽になれるとは思えなかった。タイトルからは、イッセー尾形、夏目漱石、太宰治まで出てくるとは思わなかった。うむ…残念。2013/05/23

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