出版社内容情報
18世紀後半から19世紀中葉にかけて活躍した大家たち、四者四様の生き方。彼らはいかにして地歩を築き、切磋琢磨を経、本懐を遂げたか。音楽家の生態を探る第一次資料の迫力。
内容説明
18世紀から19世紀中葉にかけて活躍した偉大な音楽家、四者四様の生き方。フルートの名手クヴァンツ、ヴァイオリンの巨匠フランツ・ベンダ、前古典派の大作曲家エマヌエル・バッハ、ベートーヴェン直伝を修めたツェルニー。ここに綴られた四つの生涯は、音楽史の事実関係と音楽家の生態を探る第一次資料であるとともに、社会史的な関心をも惹起するドキュメントとして貴重な文献である。
目次
ヨハン・ヨアヒム・クヴァンツ
フランツ#ベンダ
カール・フィリップ・エマヌエル#バッハ
カール#ツェルニー
著者等紹介
東川清一[トウカワセイイチ]
1930年、富山生まれ。音楽学者。1957年、東京芸術大学楽理科卒業。1965~67年、アレキサンダー・フォン・フンボルト財団給費留学生としてケルン大学音楽学研究所に留学。東京学芸大学教授、東海大学教授を経て、現在、東京学芸大学名誉教授
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