内容説明
本書は、中西悟堂というきわめて多面的な才能に富んだ昭和の巨人を、その広い交友範囲の諸兄姉の証言によって、改めて浮彫りにすることを願って編纂された。
目次
悟堂さんの「濶葉樹」時代
老けない歳月
六十年の交友
板碑に思う
『野鳥』創刊のお手伝いとそれから
中西先生と野鳥の会の歩み
中西悟堂とアマカラセンベ
悟堂先生の思い出
鳥聖の追憶
カッパふたり
『野鳥と共に』と中西先生
シギ鳴く浜で喰った西瓜の憶い出
野鳥に生涯をかけた人
ヨーロッパの旅
育んでくれた人との出会い
四大の恩と中西悟堂先生
アケボノソウのことなど
中西悟堂年譜