内容説明
名字は、祖先の顔でもあり、魂でもある。この本は多くの専門家の手を拝借して、そのエッセンスの部分を記述していただいた。その数は十数万もあり、国語学・言語学・歴史学・地理学・民俗学などのあらゆる要素が含まれている。名字を楽しもう。そして、その秘密をさぐろうではないか。
目次
世界で最多の13万余の日本の名字
京都の地名と公家の称号との関係
一般的な“音訓”では読めない名字
数字を活用した名字は大変に多い
『漢和辞典』にもない難解な名字
歴史変遷を遂げてきた氏・姓・名字
同じ足利氏でも藤姓・源姓の2系統
反正天皇の本名は、なぜ「蝮」なのか
実在を疑われているヤマトタケル〔ほか〕