内容説明
将来世代への脅威として死の灰にも匹敵するといわれるダイオキシンの毒性と、その情報の隠蔽を告発。女性の立場から、生命系に支えられた社会模策。
目次
生命系の危機
セベソ住民の18日間
対立する汚染データの評価
公害輸出の意味するもの
死の輸出と毒物論争
除草剤開発の歴史にみる戦争と平和
日本の進出企業で働く韓国女子労働者
人間環境会議に出席して―1972年夏
PCBの生産工場を訪ねて―1973年冬
アメリカ、キーポン事件の現場を訪ねて―1977年夏
インド、ボパールへの旅―1985年春
人体や母乳の汚染―’86国際ダイオキシン会議から