感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
藤月はな(灯れ松明の火)
52
おもちゃ箱みたいな作品。皇帝のおしのびによって起こる人探し、か弱そうに見えて底知れないファム・ファタールめいた美女による恋愛劇、ダイヤモンド紛失事件、更には人殺しなどが次々と。ごちゃっとしていて読みにくいので一つ一つの事件を読んでから繋ぎ合わせて読んでいました。しかし、これらの事件全て、一日ちょっとで起きたんだぜ・・・・。マルセル・プリーストも吃驚だよッ(笑)2014/12/03
かわうそ
26
多数の登場人物がそれぞれの思惑で動き回りどんでん返しが繰り返されるミステリーなんだけど、途中段階で示される推理のうちどこまでが正解で何が誤りなのかはっきり説明されないまま話がサクサク進んで結局何が何やら。あの人やこの人は誰が何のためにどうやって殺したのかほとんどわかりませんw2017/07/30
ホームズ
8
とりあえず長かった(笑)少し読みにくい感じがしてしまっててこずった。全体的にちょっと変わった雰囲気の作品かな~。推理小説なのか冒険小説なのかサスペンスなのか・・・。まあ面白ければいいんですけどね(笑)30時間の物語をこれだけ長く濃くやれるのは凄いな~(笑)他にも教養文庫の久生十蘭あるから読んでいこう。2012/03/22
冬至楼均
3
ミステリーかと言われると少し困る。少なくとも”探偵”小説ではない。2012/08/19
enola
2
★★★★★2009/01/23