出版社内容情報
アクセント・イントネーション・リズム・ポーズについて、その仕組みと生成、性質と実態などを解説。これらの研究の音声教育への応用や情報処理ついても論述。
内容説明
本書では、日本語音声の特徴について、とくに生理、心理、音響、言語、情報処理などの研究者によってわかりやすくのべられる。
目次
第1章 音声研究の新しい視点
第2章 アクセント、イントネーションの生成
第3章 音声と心理
第4章 イントネーションとアクセントの実態
第5章 研究成果とその応用
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
wacky
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面白かった。特に、右枝分かれと左枝分かれでまとまり方が違うのだという指摘は、全日本空輸と東亜国際航空の例が分かりやすく、目から鱗が落ちた。本書は図書館にあったので読んだのだが、当サイトで私が初登録だし、今Amazonで古本も含め買えないし、人気ないみたい。もっと大部の研究報告の要旨のような本なので、略号の類が説明なしに使われていたり、アクセントの表し方が執筆者によってまちまちだったり、読みにくさはある。生理学、情報処理方面は飛ばしたので、読んだのは全体の2/3くらい。2024/01/22