内容説明
多くの粋人から学んだ、老いるほどに尊敬される生き方。
目次
1章 一流の身だしなみ
2章 一流の人づきあい
3章 一流の金の使い道
4章 一流の健康法
5章 一流の暮らし方
6章 一流は老いるほどに尊敬される
著者等紹介
山崎武也[ヤマサキタケヤ]
1935年、広島県生まれ。1959年、東京大学法学部卒業。ビジネスコンサルタントとして国際関連業務に幅広く携わるかたわら、茶道裏千家などの文化面でも活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あすなろ
70
主に以前より男性向けの生き方を軸にした著者がある現在83歳の経営コンサル山崎氏の本。興味深かったのは、人は生まれ幼児迄は、世間を性善説で見ている。それがどんどん損なわれ、老人となったらまた性善説に戻るべし、としている主張。ナルホドと思う。僕は山崎氏の約半分程度の年齢だが、上手い表現だと思った。その他、老を敬えという考えは捨てろと。強制的・階層的なものを感じると。その他、退職時のスーツをいつまでも着るなと。キッパリと捨て、新しい人生の服を買えと。潔い老齢の在り方を語る一冊であった。老後破産と好対照を見せる本2018/04/08
レアル
43
一流の老人とは?という部分に興味を持ち手に取った。私もだんだんこちらの老人というカテゴリーに属しつつあるので、心に刻むように読んだが、冒頭老人とは既に若者と違い体が古びているのだから、身綺麗にしなければならない!上下の合わないスーツや現役時代に活躍しただろうと思われる古びたモノを纏わない!から心に突き刺さる。立食形式では元を取ろうと食べる事に夢中にならない、つまらない事を楽しめるのも老人の特権や家事を運動と考えて励もう!一流の老人になるための予習に読んだ。興味深い。2022/08/08
Kei
40
なにをもって一流とするかは、個人の価値観ですが、老人大国に向けて、数ある老人本の中では秀逸。簡単なことですが、意識を変えるのは難しい。健やかな老人になりたし。2018/11/12
ルル
14
生きる予習として活躍する読み物です(*^^*)2018/04/11
Totchang
9
ただのサラリーマンを定年退職した一般人にも勉強になるところがあるかと思って手にしましたが、やはり対象は一流人なのであまり参考になりませんでした。ただ、現役時代のスーツの上着と別のスーツのパンツを着用している人を見ると悲しい気持ちになるのには同感しました。もっとも私が今履いているパンツはユニクロのイージーデニムです。(笑)2018/04/24