内容説明
人類は100年ごとに、混乱と不安の時代を迎えてきた。「世紀末病」である。歴史をひもといてもわかるように、ローマ帝国の崩壊、十字軍の遠征、フランス革命の勃発など、世紀末はつねに破局の時代であった。しかも、20世紀末は、1000年に一度の「大世紀末」である。何が起こるのか。「ハルマゲドン」が人類を破滅に追いやるのか。「千年王国」は本当に到来するのか。破局から人類を救う救世主は現れるのか。本書でそのすべてが解き明かされる。
目次
1 ノストラダムスの呪い
2 世紀末の狂乱
3 広がりゆく心の病巣
4 「魔女狩り」の狂熱
5 吹き荒れる断頭台の恐怖
6 「神は死んだ」か?
7 鬼気迫る黄泉の都
8 一千年に一度の「大世紀末」