内容説明
本書ではまず、電磁気計測の中で従来から不変の地位を占める、零位法、検流計などの基礎をその生い立ちから詳しく解説する一方で、ハーフブリッジの考え方の変遷、ディジタルLCRメータ、最近重要になってきたフローティング測定とガードの使用法、さらにコンピュータ導入による最新のシステム計測など、生きている電磁気計測の実体をその歴史的な発展の中で説明した。
目次
1 基礎
2 電気計器
3 感度の変換と交直変換
4 ディジタル計測とアナログ‐ディジタル変換
5 電圧・電流・電力の測定
6 インピーダンスの測定
7 波形の測定
8 磁気測定
9 計測システム