出版社内容情報
個人化が進行した現代社会でどう働き、どう生きるのか。当たり前の不安を生きる若者たちに、社会学の領域からアプローチする。●当たり前の不安を生きる若者たち。
就職できないかもしれない、結婚できないかもしれない、孤独死するかもしれない…。でも、何も変わらないかもしれない。
個人化が進行した現代社会で、どう暮らし、どう働き、どう生きるのか。選択肢は無数に存在し、その判断は一人ひとりに委ねられている。従うべき慣習やコミュニティのない自由と、不安定を兼ね備えた流動化社会の中の若者たちはいま、それぞれのやり方で〈つながり〉を構築しなおす〈つながリノベーション〉の時代を生きている。
第1部 つながりをつくる
・ソーシャルメディアと流動化する人間関係(吉野ヒロ子)
・宗教なき世と人の「つながり」(平野直子)
第2部 働くことを考える
・コンビニ店を支える労働(居郷至伸)
・キャリアとしての就職と大学生活(李 永淑)
第3部 課題にとりくむ
・地球温暖化と環境社会学(大浦宏邦)
・情報のオープン化と境界を越えるつながり(田所承己)
第4部 地域で生きる
・地域の活性化は可能か?(浦野慶子)
・多様化する家族(渡辺秀樹)
第5部 常識を疑う
・治安悪化説と犯罪不安(山口 毅)
・労働を問い直す(佐藤斉華)
第6部 未来を問う
・政治参加と若者(山口 仁)
・未来の労働と人工知能(AI)(伊達康博)
・そして、これからの社会(菅野博史)
田所 承己[タドコロ ヨシキ]
菅野 博史[カンノ ヒロシ]
内容説明
就職できないかもしれない、結婚できないかもしれない、孤独死するかもしれない…。でも、何も変わらないかもしれない。個人化が進行した現代社会で、どう暮らし、どう働き、どう生きるのか。選択肢は無数に存在し、その判断は一人ひとりに委ねられている。従うべき慣習やコミュニティのない自由と、不安定を兼ね備えた流動化社会の中の若者たちのいま。
目次
第1部 つながりをつくる(ソーシャルメディアと流動化する人間関係;宗教なき世と人の「つながり」)
第2部 働くことを考える(コンビニ店を支える労働;キャリアとしての就職と大学生活)
第3部 課題にとりくむ(地球温暖化と環境社会学;情報のオープン化と境界を越えるつながり)
第4部 地域で生きる(地域の活性化は可能か?;多様化する家族)
第5部 常識を疑う(治安悪化説と犯罪不安;労働を問い直す)
第6部 未来を問う(政治参加と若者;未来の労働と人工知能(AI)
そして、これからの社会)
著者等紹介
田所承己[タドコロヨシキ]
帝京大学文学部社会学科専任講師。早稲田大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程単位取得退学。専門は社会学、情報・メディア論、都市論
菅野博史[カンノヒロシ]
帝京大学文学部社会学科准教授。慶應義塾大学大学院社会学研究科社会学専攻後期博士課程単位取得退学。専門は理論社会学、コミュニケーション論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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