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Kappa books
医薬品添付文書をください―大病院で殺されない24の知恵

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784334974510
  • NDC分類 499.1
  • Cコード C0095

内容説明

毎年4万6千人もの人が病院による医療ミスで“殺されている”という。実際はこの衝撃的数字(交通事故死の5倍)を超えるのが実情だという。本書は、埼玉医大で起こった二少女の医療過誤死のドキュメントから、現代医療の深い闇に切り込む。「この悲劇を繰り返さないで…」遺族の悲痛な叫びから、改革への道を探る。そして、「医薬品添付文書をください」という結論に至る。「医薬品添付文書」には薬の持つ「重大副作用」が詳細に記されている。まずはその公開こそが医療ミスを激減させる妙薬なのだ。さらに本書に掲げた23のポイントを参考にし、これを駆使して病院と関わってほしい。誰もが願う命のための真の医療を達成するために。

目次

第1章 抗がん剤薬殺事件(前兆としての病名変更;VAC療法プロトコール ほか)
第2章 私たちの失敗と悔恨(フラッシュバック;「助かる確率は一〇〇パーセント絶望的」 ほか)
第3章 医療過疎の大学病院(医療過疎の大学病院で;奇妙な言葉「傷つけてあった」 ほか)
第4章 今日もどこかで悲劇が…(七回の開腹手術で殺された;半年で六人を死亡させた主治医 ほか)
第5章 大病院で殺されない方法(医薬品添付文書をください;「副作用情報」もオープンにせよ ほか)

著者等紹介

船瀬俊介[フナセシュンスケ]
1950年、福岡県生まれ。早稲田大学文学部卒業。日本消費者連盟の活動に参加の後、フリーランスに。現在は、奥武蔵の渓流沿いの自然住宅でエコロジカルな生活をしつつ、消費者、環境問題を中心に執筆・講演活動中

平沢正夫[ヒラサワマサオ]
1929年、京都府生まれ。大阪外事専門学校(現・大阪外国語大学)英米科、京都大学文学部卒業。医学、薬学、環境、マスコミ、英語問題など多様なテーマを扱うフリーランス・ジャーナリスト
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。