内容説明
“できない”とあきらめている国民の皆さんへ、政権を交代させ、政官業の癒着を断ち切るためのリアルな実効戦略を提示。日本の中枢エンジンを取り替え、新しい可能性を指し示す。われわれなら絶対にできる権力の構造改革。
目次
プロローグ 政権交代戦略、準備完了（やればできる；空っぽな日本の権力中枢 ほか）
第１章 改革ができる政権の条件（看板倒れの小泉内閣；政官業癒着構造を壊せ ほか）
第２章 日本経済を再生する構造改革プログラム（日本経済停滞の原因；小泉構造改革論の過ち ほか）
第３章 自立外交へ新しいイニシアチブを（なぜ日本外交は貧困なのか；日本外交の歴史と特質 ほか）
著者等紹介
菅直人［カンナオト］
１９４６年山口県宇部市生まれ。東京工業大学理学部卒業後、弁理士のかたわら、さまざまな市民運動に参加。’７４年反金権政治を訴えた市川房枝氏を参議院全国区に担ぎ出し、自らは選挙事務長として活躍、当選させる。’７８年社会民主連合を結成、副代表に就任。’８０年東京７区より立候補し初当選。以来、薬事、税制、政治倫理などの問題に取り組む。’９４年社会民主連合から新党さきがけに入党、政調会長となる。’９６年橋本連立内閣で厚生大臣に就任、薬害エイズ問題を徹底究明する。同年、鳩山由紀夫氏らとともに民主党結成、代表の一人に就任。’９８年４政党が統一された新しい民主党の代表に。’００年より同党幹事長を務める
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