光文社文庫
にっぽん蔵々紀行

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  • サイズ 文庫判/ページ数 404p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784334736842
  • NDC分類 588.52
  • Cコード C0195

内容説明

杉の滴の酒、アルプスの水で醸す酒、そらから下る川の酒、紅葉に映える志士の酒、「地酒列車」…。ああ、これが日本酒なのだと、米の味と稲穂の匂いに酔い、地の美味いものに酔う。蔵が醸す魅力を、肩肘を張らず、独自の視点と独特のリズムでほろほろと綴る酔いどれ紀行。地域に根ざす蔵元を訪ね、酒と肴と人とふれあう旅。続編と併せて、全国制覇の偉業達成。

目次

能登半島 杜氏の里で呑む酒は(石川県)
鳥取県 智頭の谷間の杉の酒(鳥取県)
陽の高き 土佐と讃岐のがんこ酒(高知県・香川県)
越前は 蕎麦と銘酒と武将と(福井県)
よみがえれ 神戸の街と灘の酒(兵庫県)
水ぬるみ 出羽路の蔵に春が来る(秋田県)
安曇野の アルプスの水で醸す酒(長野県)
道産酒に 開拓精神おとろえず(北海道)
秋田‐米子千百キロ 「地酒列車」が運ぶ夢(地酒列車)
阿波の国 そらから下る川の酒(徳島県)〔ほか〕

著者等紹介

勝谷誠彦[カツヤマサヒコ]
1960年兵庫県生まれ。コラムニスト、写真家。味わい深い紀行文から、極辛口の社会時評、小説まで、新聞、雑誌、TVなど幅広く活躍。日本写真家協会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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gonta19

2
2008/11/5 7&yにて購入 2009/3/12~3/18 朝の通勤電車内で読了。 勝谷氏が日本の酒蔵を訪ねて酒造りに情熱を傾ける蔵元、杜氏、周辺の人々とのふれあいを「小説宝石」につづったエッセイ。兵庫の欄では今住んでいる地域を歩いたようで、おお、という感じ。ちょっと文章はロマンチシズムにあふれすぎている感もあるが、いやあまったく旨そうだ。しかし、朝からこんな本を読むものではないなぁ。2009/03/18

Sada

1
けっこうはまって読みました。寝台電車で各地の旨い日本酒を飲む、という企画は最高ですね。同乗したいものです。勝谷節も最高でした!2018/08/23

いちはじめ

0
日本各地の酒蔵訪問記。こういう本は、その酒の歴史やコンセプトは判るが味がちっとも伝わってこない憾みがあるなぁ。2004/07/06

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