光文社文庫<br> 「猟奇」傑作選―幻の探偵雑誌〈6〉

光文社文庫
「猟奇」傑作選―幻の探偵雑誌〈6〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 507p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334731304
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

内容説明

「猟奇」は、昭和3(1928)年、関西の作家仲間で創刊された。創作は短編がほとんどだったが、力作をそろえ、歯に衣着せぬコラムが人気だった。江戸川乱歩は、「小粒ながらピリリとした愉快な雑誌」と評した。作家から、反発も買ったが、一目置かれる存在であり、「探偵小説雑誌」としては、5年続いた長命雑誌でもあった。好評シリーズ第6弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

冬至楼均

1
コラムに当時の読者事情が色濃く出ていて面白い。今ならネットに書きこまれていそうなものばかり。2013/08/08

やいとや

0
創作はそれ程感心する出物は無かったが、思わず苦笑してしまったのが『こらむ「りょうき」』。同人と投稿問わず短文コラムが無責任に批判、悪口、罵倒を繰り広げる気ままな読者コーナーと云えるものだが、どう見てもTwitterのTLそっくり。1930年代だろうが2010年代だろうが人間ってのは変わらんもんだね。しかし、そんな中につるりと「少年評論家・小林秀雄はもっと優遇しなければ嘘だ」なんて当時の最先端も出て来て実に興味深い。小林秀雄の気鋭っぷりが伺えるのも「時代の空気」というものか。2019/11/25

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