広済堂文庫<br> 乱の裔―大坂城を救った男

広済堂文庫
乱の裔―大坂城を救った男

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  • サイズ 文庫判/ページ数 350p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784331607329
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

関ヶ原の合戦から十四年、虎視眈々と豊臣家の滅亡を画策していた徳川家康が、ついに大坂城攻めを決行する。イギリスから買い取った巨大な大砲・カルヴァリン四門に勝利を確信したからだ。大坂冬の陣の本格的戦闘が始まり、日に日に緊張が高まる城内に、“島の公方”と呼ばれる将軍家の末裔、足利七郎太がいた。奇妙な巡り合わせから七郎太は、カルヴァリン砲破壊のため、決死の覚悟で敵陣に夜討ちをかける。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Steppenwolf

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羽太氏作品とは本多の狐からである。竜の見た夢と今回で三作目と思う。大嫌いな徳川との決戦に関して足利の関係者が一役買うという作品である。本文中に触れられている長宗我部が私の家の近くで寺子屋をしていたとかなかなか楽しい話題もあった。惜しむらくは大阪方の敗北に終わるという事実のため主人公に肩入れしても虚しい点である。足利ゆかりの主人公も肩に力の入らないつくりで親しみやすい。2008/07/29

すももたろう

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☆☆☆★2013/04/10

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