出版社内容情報
「ゲーム理論って何ですか。」
「それは数学ですか、経済学ですか。」
ゲーム理論の第一人者がその疑問のすべてに答え、基本的な考え方から応用理論までわかりやすく説明する。また誕生から生い立ち、そしてその後の発展を解説する。
研究者・読者が切望していたゲーム理論の世界がここに広がる。
ゲーム理論がわからないが興味を持つ人、学ぼうとする人にも最適。
内容説明
「ゲーム理論っていったい何ですか。」多年ゲーム理論とともに歩んできた著者が、その体験を基にゲーム理論のえがく世界を語り、その意味に答える。
目次
確信の共有
第1部 ゲーム理論の描く世界(社会状況としてのゲーム;ゲーム理論の成立;合理性の探究;社会秩序としてのゲームの解 ほか)
第2部 ゲーム理論の歩んだ道(1950年代のゲーム理論;1960年代のゲーム理論;1970年代のゲーム理論;1980年代以後のゲーム理論)
第3部 年代記・文献目録
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
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ゲームの理論の日本の第一人者であった鈴木先生が、ゲーム理論の歴史的な経緯などを説明してくれる教科書的な本ではなく、一般的な読み物のような感じの本です。ゲーム理論が社会で必要となる背景などもありわたしは読み物として楽しめました。ゲームの理論についての初歩的な入門書なのでしょう。2017/02/09
Coffee Breaks
0
ゲーム理論の入門書 関係ないけれど、ささった言葉 ・大きな仕事とは、それが発表されたときにすぐに賞賛されるものではない ・誰が意思決定主体かを明確に意識し、その範囲を明示することが大事2020/10/17