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社会的ゲームの理論入門

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  • サイズ A5判/ページ数 237p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326502677
  • NDC分類 331.19
  • Cコード C3033

出版社内容情報

ゲーム理論の歴史、基礎理論、および現代社会への応用について、大学生向けに書かれたコンパクトな解説書。

ゲーム理論の基本的認識は、「自分の利益は自分の行動だけでは決定できない」である。本書は、このゲーム理論の基本的概念と方法を述べ、この認識のもと、現代の経済、社会及び環境のなか、実際のデータを使うことなく問題を単純化・定式化し、本質を明らかにしようと思考実験的アプローチを試みる。

関連書: 今井晴雄・岡田章編著 『ゲーム理論の新展開』(小社刊)

第1章 創始者たちのゲーム理論
1.1 ゲームの理論と経済行動
1.2 数学の危機とゲーム理論の誕生
1.3 ミニマックス定理
1.4 確率論の大家ボレルのミニマックス解
1.5 シュタインハウスのゲーム理論
1.6 協力n人ゲームの誕生
1.7 非協力n人ゲームの誕生
1.8 囚人のジレンマの実験
1.9 協力2人ゲーム

第2章 基礎のゲーム理論
2.1 チェスの分析
2.2 ケーキの正しい分け方
2.3 ゲーム理論の方法
2.4 利得とは何か
2.5 ナッシュの交渉問題
2.6 提携形のゲーム
2.7 仁とコア
2.8 シャプレイ値と階層的多人数交渉解
2.9 交渉集合とカーネル、および仁
2.10 戦略形のゲーム
2.11 均衡選択
2.12 提携戦略形ゲーム
2.13 繰り返しゲーム
2.14 サブゲーム完全性
2.15 展開形のゲーム
2.16 サブゲーム完全均衡

第3章 現代社会のゲーム理論
3.1 産業組織と情報
3.2 環境と公共財
3.3 福祉と分配

問題の解答
あとがきにかえて
索引

内容説明

ゲーム理論の基本的認識は、「自分の利益は自分の行動だけでは決定できない」である。本書は、このゲーム理論の基本的概念と方法について述べ、この知識のもと、現代の経済、社会および環境のなか、実際のデータを使うことなく問題を単純化・定式化し、本質を明らかにしようと思考実験的アプローチを試みる。ゲーム理論の歴史、基礎理論、および現代社会への応用について、大学生向けに書かれたコンパクトな解説書。

目次

第1章 創始者たちのゲーム理論(ゲームの理論と経済行動;数学の危機とゲーム理論の誕生;ミニマックス定理 ほか)
第2章 基礎のゲーム理論(チェスの分析;ケーキの正しい分け方;ゲーム理論の方法 ほか)
第3章 現代社会のゲーム理論(産業組織と情報;環境と公共財;福祉と分配)

著者等紹介

中山幹夫[ナカヤマミキオ]
1947年、富山県に生まれる。1970年、東京工業大学工学部卒業。慶応義塾大学経済学部教授、理学博士。専攻はゲーム理論
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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