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資源天然物化学

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  • サイズ B5判/ページ数 264p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784320043596
  • NDC分類 439
  • Cコード C3043

出版社内容情報

【解説】
本書は、21世紀のサイエンスを拓いていこうとする若い人々への指針書として、有機化学の基礎科目をすでに履修している理系(薬学、理学、農学、工学、食品学、栄養学など)の大学高学年次、あるいは大学院学生を対象に、限りある天然資源の有効利用という観点に立って,広範囲におよぶ最新の内容をまとめた天然物化学の教科書。それぞれの研究分野で活躍中の執筆陣が、天然物化学を学ぶ上で必須の内容を、最前線の話題も取り入れながらわかりやすく解説。

【目次】
序論-資源天然物化学の役割・抽出、分離および精製・構造決定・立体化学・生合成・糖質・脂質・テルペノイド・ステロイド・芳香族化合物・アミノ酸とペプチド・アルカロイド・生物活性物質・生物間相互作用物質・食品の機能成分・エッセンシャルオイル(精油)と香料・演習問題・解答

内容説明

本書は、有機化学の基礎科目をすでに履修している理系(理学、薬学、農学、工学、食品学、栄養学など)の大学高学年次、あるいは大学院学生を対象とした天然物化学の教科書として、それぞれの研究分野で現在活躍中の執筆陣が、天然物化学を学ぶ上で必須の内容を最新の研究成果も取り入れて執筆を行い、1冊にまとめた。

目次

序論―資源天然物化学の役割
抽出、分離および精製
構造決定
立体化学
生合成
糖質
脂質
テルペノイド
ステロイド
芳香族化合物〔ほか〕

著者等紹介

秋久俊博[アキヒサトシヒロ]
1973年日本大学大学院理工学研究科修士課程修了。専攻は天然物有機化学、生物資源化学。現在、日本大学理工学部教授・工博

小池一男[コイケカズオ]
1979年東邦大学薬学部卒業。専攻は天然物化学、漢方科学。現在、東邦大学薬学部助教授・薬博

木島孝夫[コノシマタカオ]
1971年京都薬科大学卒業。専攻は天然薬物資源学。現在、京都薬科大学助教授・薬博

羽野芳生[ハノヨシオ]
1982年東邦大学大学院薬学研究科修士課程修了。専攻は天然物化学、構造化学。現在、東邦大学薬学部助教授・薬博

堀田清[ホリタキヨシ]
1985年北海道大学大学院薬学研究科博士課程修了。専攻は天然物有機化学、生薬学。現在、北海道医療大学薬学部助教授・薬博

増田和夫[マスダカズオ]
1972年昭和薬科大学薬学部卒業。専攻は天然物化学、生薬学。現在、昭和薬科大学薬学部教授・薬博

宮沢三雄[ミヤザワミツオ]
1977年近畿大学大学院工学研究科博士課程修了。専攻は生物・生体工学、天然物有機化学。現在、近畿大学理工学部教授・工博

安川憲[ヤスカワケン]
1973年日本大学理工学部薬学科卒業。専攻は生薬学、生物活性天然物化学。現在、日本大学薬学部助教授・医博
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

S.J.

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大村博士がノーベル医学・生理学賞を受賞したことで、昨年は天然物を利用した創薬に注目が集まった。本書はその基礎となる天然物化学に関するテキストである。本書では天然物の分離・精製、構造決定、立体化学及び生合成について説明するとともに、各論では生合成経路の分類に従って総覧している。数多くの天然物の構造式が掲載されているので眺めていると楽しいのだが、その生理活性の記述に目を移せば、これらの多くが恐ろしい毒物であるかが分かる。その様な物質がどのように有用資源として利用されているかについても紹介されている。2016/03/11

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