出版社内容情報
【解説】
原子物理学の発展の大要を,実験と推理の積み重ねからなる一連の物語りとしてやさしく解説。
【目次】
化学的仮説としての分子,原子論・物理的実在としての原子,分子・原子の構造と原子核の発見・原子核の構成他
目次
1 化学的仮説としての分子・原子論(原子の科学的認知―ドルトンの化学的原子論;アボガドロの法則と原子量・分子量)
2 物理的実在としての原子・分子(気体の物理的性質;気体運動論)
3 電子の発見―“原子以下”の粒子との出合い(真空放電と陰極線:電子の発見;電子が原子の構成要素である可能性)
4 原子の構造と原子核の発見(原子模型;ボーアの原子構造論)
5 原子核の構成(初期の研究;原子の質量分析と同位体;電子・陽子仮説とその欠点;中性子の発見と陽子・中性子説の成功)
6 核力と核エネルギー(核力;核エネルギー)