• ポイントキャンペーン

国司の館―古代の地方官人たち

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 209p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784311203008
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C0021

内容説明

装束や腰帯具などから浮かび上がる古代の役人たちの姿。国司の館と生活、牧と荘園『将門記』と平将門の実像など考古学から古代の実像を解明する。

目次

耳飾りと帯飾り
かぐや姫の宝物
国司の館
国司館の旅
国府と国司館
辺境の開発
居宅の生活
牧と地方豪族
牧と初期荘園
平将門の一族
将門の家と村
坂東の将門

著者等紹介

田中広明[タナカヒロアキ]
1962年、群馬県前橋市に生まる。1985年、大正大学文学部史学科を卒業、同年(財)埼玉県埋蔵文化財調査事業団、現在、同事業団調査部主査に勤務。2004年、國學院大學より文学博士(歴史学)を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mentyu

0
日本古代史を扱う歴史考古学が、どういう雰囲気の学問領域なのか知りたいという人にはうってつけの入門書だろう。2017/11/30

ヘムレンしば

0
著者は考古学者の方だそうで、考古学から歴史を知る楽しみを伝えている本です。テーマは古墳時代の耳環から律令制度における腰帯、官僚制度、中央から地方への官僚の派遣、国司館の遺構、中堀遺跡という文献にない大きな遺跡の考察、「将門記」の考古学的考察と繋がっていきます。出土する遺物から年代だけでは無く、土器などでは高価な土器か?安物の土器か?どれくらい出土したか?時代毎でどのような分布変化があったか?などで様々な事が判るようです。地道な作業ですがなるほどと納得できます。驚きの新発見ばかりが考古学ではないのですね。2012/06/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/315662
  • ご注意事項