内容説明
古代日本のヒスイ文化はなぜ消えたか?翡翠とは何か?縄文時代の玉文化の展開、翡翠をめぐる生産と交易など、姿を消した謎のヒスイ文化の全貌を解き明かす。
目次
1 古代日本と玉文化
2 翡翠を科学する
3 縄文時代の装身具
4 翡翠の工人たち
5 遠くまで運ばれた翡翠
6 メラネシアにおける装身具交易―クラの交易の財宝
7 首飾りの「石」が語るもの―無文字社会における民族関係の歴史認識
シンポジウム 古代日本の玉文化
縄文人のヒスイ観念―あとがきにかえて
著者等紹介
小林達雄[コバヤシタツオ]
1937年、新潟県に生まれる。國學院大學大学院博士課程修了。東京都庁文化課、文化庁文化財調査官を経て、國學院大學文学部教授、新潟県立歴史博物館館長。1990年、濱田青陵賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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