河出文庫<br> 幸福は永遠に女だけのものだ

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河出文庫
幸福は永遠に女だけのものだ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 249p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309408255
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

「女に生まれたということが、女の幸福の第一歩なのである」。女性的原理について論じた表題作をはじめ、ホモ・セクシャリズムやフェティシズム、オナニズムを語る「異常性愛論」、有名女優をめぐる考察「モンロー神話の分析」等、存在とエロスを軽やかに読み解く傑作エッセイ29編!文庫オリジナル。

目次

現代のエロス
セックスと文化
異常性愛論
わたしの処女崇拝
聖母子像について
乳房、たまゆらの幻影
CLITORIS
エロティシズムと女性のプロポーションについて
セックス・アッピール―見られるための存在
伊達男とズボン―その性誇張
エロティシズムを生きた女性たち
デカダンスとカトリーヌ・ドヌーヴ
モンロー神話の分析
魔女について
エロティック文学史のための序説
映画におけるエロティック・シンボリズムについて
エロティックの少数派
土着の「薔薇」を探る―『血と薔薇』批判に答えて
怪獣とエロティシズム
幸福は永遠に女だけのものだ
情死とニルヴァーナ原則
科学を超えるもの―真の文明とは何か
現代の悪について―ニヒリズムの病理学
自分の死を自分の手に
もう一つの意見
殺人狂時代
現代犯科帳
貝殻頌
ハート(心臓)の話

著者等紹介

澁澤龍彦[シブサワタツヒコ]
1928‐87年。東京生まれ。本名龍雄。東大仏文科卒業後、マルキ・ド・サドの著作を日本に紹介するかたわら、人間精神や文明の暗黒面に光をあてる多彩なエッセイを発表。晩年は小説に独自の世界を拓いて、広く読まれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

127
澁澤流女性的原理についてを中心にしたエッセイ集で、一見堅苦しさのある文章の中でも必ず軽妙に語られる部分があり、そこがまためちゃくちゃ面白かった。特に「Ⅰ」での処女と娼婦の共通点には目からウロコだったし、女性の下着に関してのエッセイにはクスクス笑い。「Ⅱ」ではカトリーヌ・ドヌーヴの印象に深く共感したしモンロー神話の分析も興味深かった。だが「Ⅲ」での肝心の表題についての記述には残念ながら共感できなかった。なんせ1967年の刊行なのだから無理もないかも。でも未来に対しての予想は当たってる部分が幾つもあった。2014/03/13

いりあ

20
澁澤龍彥のエロスに関連するエッセイをまとめた作品集です。女性的原理について論じた表題作をはじめ、ホモ・セクシャリズムやフェティシズム、オナニズムを語る"異常性愛論"、有名女優をめぐる考察"モンロー神話の分析"等、29編も収録されています。どの作品を読んでも感じるのですが、博識ぶり、先見の明にはいつも驚かされます。とても敷居の高い作家のように思われますが、軽妙な書きぶり、茶目っ気のある文章にあっという間に読めてしまいます。ここに記されていることを100%理解するには、読み手側ももっと努力しないと。2014/12/06

マッキー

12
「地震とは地球の発情によって生じる現象だそうだ」、深いですね。「性」と「生」をめぐるエピソードが思う存分楽しめる。でも公共の場所では読みづらい。2016/09/19

Royalblue

6
前半は女性を引き合いにエロティシズムについて書かれたエッセイ集。澁澤の性的表現は、恍惚と少年的な滑稽さの往復であり、いかにも世俗的な猥褻まで行き着かないところに非常に好感を持てる。湿り気のないクールでドライなエロス。中盤からはいよいよこの法外にも秀逸を極めた表題作が始まる。エロ描写から女性幸福論へと一転して、「女に生まれたことが、幸福の第一歩なのである」(p164)と、カッコいい本。2016/01/27

Arowana

4
(メモ) 〝「処女」はあらゆる男性から渇望の目で眺められる。「娼婦」はあらゆる男性の渇望を癒す。すべてを拒否する者は、すべてを受け入れる者に通じるのだ。結局、この二つの概念は、いずれもエロス的原理に立脚しており、いわば楯の両面ともいうべきものではないだろうか。一方、「母」はただ一人の男性の所有物であり、子供の存在によって、はじめて自己確認を遂げる。それはエロス的原理をすでに放棄したものである。ここに、「ウェヌス原理」と「デメテエル原理」との根本的な相違があるといえよう(47頁)〟  〝異常な態位は、欲望の2013/04/25

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