河出文庫<br> 太陽王と月の王

個数:
電子版価格
¥803
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

河出文庫
太陽王と月の王

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月27日 01時14分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 211p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784309407944
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

夢の世界に生きた十九世紀バヴァリアの狂王の生涯を描いた表題作をはじめとして、サド侯爵、人形、説話、宮廷怪異譚、神話と絵画、植物、昆虫、古本、パイプ、機関車等々、イマジネーションは古今東西縦横無尽に展開していく。著者の思考の源泉がかいま見える、傑作エッセイ二十五編を収録する。

目次

知られざる発明家たち
人形雑感
太陽王と月の王
宇宙論について
植物界のイカロス
ホログラフィ頌
北斎漫画について
お化け屋敷の光源氏
化けもの好きの弁―泉鏡花『夜叉ケ池』公演に寄せて
魚の真似をする人類
パイプ礼讃
世話好きの弁
パリの昆虫館
神話と絵画〔ほか〕

著者等紹介

澁澤龍彦[シブサワタツヒコ]
1928‐87年。東京生まれ。本名龍雄。東大仏文科卒業後、マルキ・ド・サドの著作を日本に紹介するかたわら、人間精神や文明の暗黒面に光をあてる多彩なエッセイを発表。晩年は小説に独自の世界を拓いて、広く読まれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

(C17H26O4)

73
ごく短いエッセー25篇。話題はさまざま。縦横無尽に話が膨らんでいくものはないのでかなり読み易い。『架空対談✳︎サド』が面白い。シブサワがサド相手にサディズムやマゾヒズムを講釈するの。2021/12/30

kinkin

64
エッセイ集。すべてを分かろうとせず著者の手品を見るつもりで読んでみた。本の中から様々な小さな宇宙から大きな宇宙までそっと語りかける。語りかけをうつらうつらとしながらぼんやりと味わいたい。肩に力を入れて読むと疲れると思う。がっしりと設えた革張りの椅子に腰掛けている著者の姿を感じた。2016/02/03

双海(ふたみ)

17
「架空対談*サド」が気に入りました。著者”シブサワ”がサドと対談するというものです。サドの作品を読んでいたので大いに納得しました。2014/04/21

mugi

7
目にとまったものから読んでいったら、道に迷ったような読書体験に。とにかく読みやすかった。表題作が興味深い。アポリネールの月の王が気になる。サドとの架空対談は物凄い言葉が飛び交っているのに何だか二人の意地の張り合いが面白可笑しくて和んでしまった。澁澤先生による正しい日本語講座と綴方講座も。すべからく、一読すべし!2014/03/09

かりこ

7
澁澤龍彦さんの趣味趣向がかいま見えるエッセイ集。特に本全体に一貫したテーマは無いようで、植物にパイプに神話にサド侯爵にと様々な内容のエッセイが収録されている。私が特に印象に残ったのは「パイプ礼讚」。今までパイプというものに対して興味も関心も良い印象もなかったのに、これを読むとパイプというのも中々素敵なものかもしれないな、と思い始める。パイプを女に例えるのもまた面白い。2013/09/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/559211
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。