内容説明
第六学級B組でのあたらしい学年を記念して、オヅ先生の提案で始められた学級日誌。終わりゆく世界のなかで夢み、成長する少年たち。たがいに傷つけあい、いやしあう学校ともだちの一年間を、彼ら自身のことばで綴る珠玉作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
87
生徒の日誌にオヅ先生がコメントを添えるという形でつづられる1年間が素敵でした。夢を見ながら成長し、傷つけ合い癒し合う少年たちの姿にほのぼのします。終わりゆく世界は、あまり遠くない未来のようで不思議な雰囲気がありました。世界観が好きです。2015/11/02
かおりんご
25
小説。なぜこれが読みたかったのかは分からない。担任の先生と、クラスの男子数名との学級日誌のやりとり。近未来なのだろうか。でも、子どもたちの悩みや葛藤は時代が変わっても同じ。そこをサポートするオヅ先生のコメントが優しい。もっとも、最近は大人の事情で学級日誌はしないけどね。2020/01/12
橘
20
面白かったです。生徒の日誌に、先生がコメントを書く形式が新鮮でした。オヅ先生の「多数決での決定は必ずしも正しい答えだというわけではありませんね。」「少数の意見を間違ったことと考えるのは危険です。」という言葉が印象的でした。世界の背景の懐かしくも近未来のようなところも好きでした。2015/02/07
coco夏ko10角
18
第6学級B組の学級日誌。トィ、チロ、ノッブ、ノンノン、チハヤの5人の生徒、オヅ先生のコメントによって進んでいく。少しずつ、状況や関係が明らかになっていく。2014/10/04
耳クソ
10
…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………なんだこれ?2022/06/14