内容説明
本書は、現代のわたしたちの具体的な生活の中で、イエスの言葉の意味を聞くという努力をし、同時に、たとえの語られた状況や背景についても触れ、その真意を明らかにする。
目次
１ かけがえのない人生を大切に生きていますか
２ 自分を愛するようにあなたの隣人を愛せますか
３ 驕りや欲にとらわれて心を迷わせていませんか
４ 本当の幸せと偽りの幸せどちらを選んでいますか
５ 悩み、苦しみに負けることなく生きる希望を抱く道を…
著者等紹介
船本弘毅［フナモトヒロキ］
１９３４年、静岡県出身。５９年、関西学院大学神学部大学院卒。６２～６４年、ニューヨーク・ユニオン神学大学大学院、７３～７４年、セント・アンドリュース大学大学院に留学。８２年に博士号を得る。６０年、日本基督教団正教師に。８５～８６年、南メソジスト大学客員教授。関西学院大学教授を経て、現在、東京女子大学学長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たつや
38
又、借りました。この本は聖書から、イエス様の譬話だけを抽出しているので、分かりやすく好きです。現在の悩みに当てはめ、考えられ、イエス様の話を聞いてる気分です。2017/06/02
たつや
37
再読です。初心者の自分には今の身の回りであった事を当てはめながら読め、心がけが変われる、分かりやすく良い本です。現在、ストレスフリーです。2016/11/28
たつや
33
今日は自宅周辺で大雨が降ったので、教会に行けず、聖書関係の本を読みましたが、個人一人での祈りかたが掴めず、悩みました。「これでいいのかな？」といまだに悩んでいます。2016/09/11
たつや
24
再読ですが、イエスの譬話は「自分の事ばかり考えず、他者を大切にしなさいと」言ってると思えます。特に自宅で食事会をする場合の譬は好きです。お返しは求めず、寧ろお返しが出来ない弱者を優先して招きなさい。なるほど、と思えました。神は悪人の事も見ているし、我々の事も見ていると考えると気持ちが楽になります。2016/09/08
たつや
16
以前、聖書を読んだ時に、１００匹の羊から１匹逃げて、その一匹が帰ってきたら、というお話の意味が理解できませんでしたが、この本を読んで、やっと謎が解けてスッキリしました。ほかのお話もとても楽しく為になり、心が温かくなった気がします。また、聖書を借りてちゃんと読んでみたいです。キリストはたとえ話の天才だなと思います。質問者の学者たちが次々に論破されていく本の構成もスッキリできた原因だと思います。いい本に出会えた気がします。2016/05/21
