内容説明
郷愁の長門からモダン都市・東京へ―孤独な彷徨の果てに魂の悲歌を紡ぎ出す無名詩人中原中也が織り上げる青春の劇。新発見の資料を駆使した決定版評伝。
目次
第1章 幼かりし日
第2章 少年時
第3章 ゆきてかえらぬ―京都時代
第4章 朝の歌
第5章 「スルヤ」の頃
第6章 寒い夜の自我像
第7章 盲目の秋
著者等紹介
青木健[アオキケン]
1944年京城生まれ。名古屋大学卒。現在、愛知淑徳大学非常勤講師。「中原中也の会」理事
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