内容説明
「人質を救出せよ!!」激しい銃撃のさなか機動隊は強行突入!!あのとき、何があったのか!?現場で実況放送した著者が厖大な再取材によって知られざる事実を明かし、全国民を震撼させた事件の全容に迫る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
挙党協
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報道人による浅間山荘事件の総括、というのが本の狙いという。突入直後のフジのスクープ映像をめぐるエピソードやスタッフの苦労話もさることながら、人質へのバッシングなどにも触れた部分はさすが「報道人」の著者によるものだったと思う。佐々淳行の回顧録と異なり、長野県警の視点に立ったところも持ち味だが、そこで紹介されている長野県警のエピソードがそれでも微妙なものばかりなのが弱る。文章も読みやすく、優れたルポルタージュかつ回想。2017/07/23
short
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連合赤軍のものをこのたび一気に、映画1本、本で5冊読んだ。ちょっと飽和状態。子どもが学校で公民やってる。人の自由は公共の福祉に反してはならないとあるけど、まさにこのこと。いくら主義主張があっても、正しいんだ正義だと信じていても、人様の命をどうこうして良いなんてことは絶対にない。この事件の被害者の人たちが本当に気の毒です。2009/12/03
もちこ
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浅間山荘事件を報道する側からみた本。事件の経過を細かく書いてあるし、警察などの関係者への取材もしっかりしていて、読みごたえがありました。2009/02/15