日本語音韻史・アクセント史論

電子版価格
¥12,650
  • 電書あり

日本語音韻史・アクセント史論

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 436,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784305704672
  • NDC分類 811.1
  • Cコード C3081

出版社内容情報

移りゆく「ことば」をどう捉えればいいのか?

西日本の音韻とアクセントを
史的及び方言から考察する、
全4章21編。

Ⅰ 音韻史
 1 発音の移り変わり
 2 姫考--連濁をめぐって--
 3 松原と柳原--ハ行転呼を中心に--

Ⅱ アクセントの史的変化と方言アクセント
 1 アクセント概説--史的変化と方言分布--
 2 佐柳(さなぎ)アクセントの提起するもの
 3 魚島(うおしま)アクセントの変遷
 4 愛媛県魚島における老年層のアクセント--服部・金田一両博士に伺う--

Ⅲ 声点資料によるアクセント研究
 1 アクセントの歴史
 2 アクセント資料集利用の問題点
 3 アクセント史からの提言
 4 去声と去声点
 5 「袖中抄」声点考
 6 注釈を読む--顕昭「袖中抄」の声点から--
 7 「顕昭拾遺抄注」の声点考
 8 京大本「後拾遺抄注」声点考
 9 天理本「散木集注」声点考

Ⅳ 定家とアクセント
 1 「僻案抄」声点考
 2 「僻案抄」における後撰・拾遺の声点
 3 『熊野御幸記』の声点
 4 古今和歌集の表記
 5 定家本翻刻についてのお願い--「明月記」の仮名遣から--

初出一覧
あとがき
索引

内容説明

移りゆく「ことば」をどう捉えればいいのか?西日本の音韻とアクセントを史的及び方言から考察する、全4章21編。

目次

1 音韻史(発音の移り変り;姫考―連濁をめぐって ほか)
2 アクセントの史的変化と方言アクセント(アクセント概説―史的変化と方言分布;佐柳アクセントの提起するもの ほか)
3 声点資料によるアクセント研究(アクセントの歴史;アクセント資料集利用の問題点 ほか)
4 定家とアクセント(「僻案抄」声点考;「僻案抄」における後撰・拾遺の声点 ほか)

著者等紹介

秋永一枝[アキナガカズエ]
昭和3年(1928年)、東京市本所区東両国(現墨田区両国)に生れ、同地で生育。早稲田大学第一文学部卒業(1951年)、後に同大学院修士課程・博士課程に進む。「古今和歌集声点本の研究」で博士号取得、平成3年度新村出賞を受賞。早稲田大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。