内容説明
ターボ動力工学は、力学、伝熱、流体、燃焼、制御、材料等の基礎工学の上に構築された応用工学であり、それらの知識を巧みに統合している。複雑な現象をどの様に捉え解析するかといった「考え方」を、本書では随所に取り入れている。
目次
第1章 ターボ動力の概要(歴史;ターボ動力システムの特徴)
第2章 基礎熱流体工学(単位;流体の性質と圧力損失 ほか)
第3章 ボイラ(蒸気ボイラの概要;ボイラの性能 ほか)
第4章 蒸気タービンシステム(ランキンサイクル;ノズルにおけるエネルギー変換 ほか)
第5章 ガスタービンシステム(ブレイトンサイクル;圧縮機 ほか)
著者等紹介
刑部真弘[オサカベマサヒロ]
1980年東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。同年日本原子力研究所研究員、米国ロスアラモス国立研究所研究員等を経て、1990年東京商船大学助教授。1999年東京商船大学教授、工学博士。現在に至る
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