音と聴こえ―言語療法と音楽療法のための

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  • サイズ A5判/ページ数 256p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784276122659
  • NDC分類 141.22
  • Cコード C1073

内容説明

音の認知に視点を据えて、「音と聴こえ」を人間科学として記述。グラフや図面を多く活用し、数式の使用を可能なかぎり少なくした。建築音響学や聴覚心理学、音響音声学の最新の研究成果を盛り込んだ。騒音公害訴訟などの法律・行政問題、音と健康・住環境の関係にも言及。楽器の音響特性と作曲、音声の物理的特性と言語獲得の関係についても記述。音楽や言語に携わるすべての人々のために、音響と聴覚の特性を科学的に解明した画期的な書。

目次

1 音響(音とその伝搬;純音と聴覚;電子音響機器;楽器;音響測定器)
2 聴覚(聴器と聴覚;両耳聴の効果;騒音;楽音の認知;言語行動と聴覚)

著者等紹介

須藤貢明[スドウツグアキ]
1962年電気通信大学卒。1992年博士(教育学)(筑波大学)。東京学芸大学教授などを経て、同大学名誉教授。東日本国際大学教授

杵鞭広美[キネムチヒロミ]
1996年武蔵野音楽大学卒、2003年博士(教育学)(東京学芸大学)。2004年から昭和音楽大学非常勤講師(音楽心理学ほか)、臨床福祉専門学校非常勤講師(小児聴覚障害)。日本学術振興会特別研究員
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感想・レビュー

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かす実

2
原理の説明なので図解が多い。やっぱり原理がわかってこその本当の知識だと思うし、限りなく理系に近い文系でありたい。

アルカリオン

1
特筆すべき内容はないが堅実な本で勉強になった。目次の建付がしっかりしている点が好印象。具体的には【①アウトライン形式で章立て。どの項目がどれくらい深い階層なのかが一目でわかる。②見出がすべて名詞で統一されている。(名詞見出と文見出が混在していない)③下位階層の見出・内容は、直接上位階層の内訳・説明になっている。(散発的な内容が突然でてきたりしない)④同一階層グループ内の見出・内容のレベル感が統一されている。】概して、目次の建付がいい加減な本は内容も大したことがない。2018/07/20

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