目次
第1章 記憶をたしかめる
第2章 クリアー・ポイント
第3章 いろいろの調を読みこなす
第4章 調が移ったり変わったり
第5章 音楽の流れを身につける
第6章 文字のように音を書く
第7章 重ねた音の美しさ
第8章 楽譜に散りばめられたサイン
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MondayHellishDay(Monday)
3
タイトルの通り、音楽の基礎あれこれについて平坦な言葉遣いで書かれている本である。楽典の本は価格から内容まで様々なものが出版されているが、迷ったらこれ!と勧めたい。作曲に関して言えば、一部の本は楽典の理解を前提に書かれていることがあるので、分からない用語などがあったらこの本を引く、という辞書的用法もいいのではないか。2011/11/17
菜の花
1
久々に編曲をしようとして和音展開で行き詰まりかけ、反省して読むことにしました。まさに音楽の基礎、でした。高校くらいまでの楽典の基礎と、ちょっとだけそれを超えるくらいのところまで。しかも単なる楽典ではなく、本当に音楽の基礎…、音の波形の話から始まるのです。面白い。読んでも楽しく、基礎的な楽典は網羅していて、なかなかおいしい本でした。副題「音楽理解はじめの一歩」…まさにその通り。音楽しているにも関わらず普段、忘れがちな音楽の基礎を思い出しました。ここからもう一歩、踏み出したくなる感じです。2013/08/19