内務省住宅政策の教訓―公共住宅論序説

混迷する今日の住宅政策への歴史からの示唆。生活環境と住宅の改善、公益住宅の建設、田園都市構想など理想と現実のはざまに浮沈した戦前の内務省社会局の公共住宅政策にはじめて光をあてる。

序章　内務省住宅政策検証の視点
第１章　内務省公共住宅政策成立の背景
第２章　内務省公共住宅政策の展開とその内容
第３章　内務省公共住宅政策の意図
第４章　内務省社会局の理想と現実
第５章　戦時から戦後へ―政策転換の土壌
終章　内務省公共住宅政策の評価

紀伊國屋書店