• ポイントキャンペーン

ゲノミクス・プロテオミクス・バイオインフォマティクス入門

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 410p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784274197321
  • NDC分類 467.3
  • Cコード C3045

出版社内容情報

《内容》 ゲノミクス、プロテオミクス、バイオインフォマティクスの他に、統計解析など周辺分野の様々な知識・技術を効率良く網羅し、基礎から専門的な内容までを無理なく学習できるようにまとめてある。

内容説明

本書は、ゲノミクス、プロテオミクスの研究アプローチの背景と現状を4編構成で概観している。1編でゲノム配列から読み取られる進化と遺伝的多様性、2編で遺伝子の発現とタンパク質の構造・相互作用、3編で遺伝子・タンパク質の相互作用により構成される複雑なシステムの性質、4編で医学への応用、と順を追って記述を進めている。その中でバイオインフォマティクスを必須ツールと捉え、データ解析に必要な考え方を要所要所で「数学ノート」として解説している。「システム生物学(systems biology)」を詳しく取り扱っている点も特徴である。

目次

1編 ゲノム配列(ゲノム配列の獲得と解析;ゲノムの配列からわかる生命の謎;ゲノムの変異)
2編 ゲノムの発現(DNAマイクロアレイの基礎研究;DNAマイクロアレイの応用研究;プロテオミクス)
3編 全ゲノムの考え方(単一遺伝子のゲノム回路;集積ゲノム回路;全ゲノム回路のモデル化)
4編 遺伝学からゲノミクスへ:医学的ケーススタディ(私の子供の何が悪いのか?;なぜ薬を飲むだけでやせられないのか?;なぜもっと多くの疾患を治せないのか?)

著者等紹介

松尾洋[マツオヨウ]
1990年京都大学大学院理学研究科修士課程修了。1996年博士(理学)。現在、理化学研究所ゲノム科学総合研究センタータンパク質構造・機能研究グループ計算プロテオミクス研究チームチームリーダー/横浜市立大学大学院総合理学研究科生体超分子システム科学専攻客員助教授。所属学会、日本生化学会、日本薬学会、日本分子生物学会、日本バイオインフォマティクス学会、日本生物物理学会
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。