出版社内容情報
【セールスポイント】
エキスパートシステムの基本概念･構成から、将来課題まで解説
【発刊の目的と内容】
本書は、知識工学における研究や技術開発のための基礎からツール、応用までをまとめる講座の第5巻である。知識工学のメインテーマともいうべきエキスパートシステムについて、基本概念、システム構成から各種の開発言語と事例、将来に向けての課題までを明解に解説している。最新の人工知能研究の知見が集大成されたAI関係者必読の書である。
【購読対象者】
AI系、情報系の大学生、院生の方からAI関連の技術者、研究者の方
【詳細目次】
♂1章 エキスパート･システム概論♂1･1 はじめに♂1･2 エキスパート･システムとは♂1･3 エキスパート･システムの例♂1･4 エキスパート･システムの構成♂1･5 歴史的背景♂1･6 エキスパート･システムの応用♂1･7 おわりに♂2章 知識表現言語とシステム♂2･1 エキスパート･システムの構造♂2･2 知識の表現♂2･3 エキスパート･システム開発言語♂3章 診断型システム♂3･1 概説♂3･2 簡単な分類問題♂3･3 確信度の導入と中間仮説♂3･4 概念階層の導入♂3･5 クラス概念の導入♂3･6 構造と機能原理の記述♂3･7 推論戦略♂3･8 知識獲得♂3･9 まとめ♂4章 設計型エキスパート･システム♂4･1 CADの発展と次世代CADの課題♂4･2 CADの方法論♂4･3 設計過程のモデル♂4･4 設計エキスパート･システムの例♂4･5 CADシステム構築のための支援環境♂4･6 むすび♂5章 制御型エキスパート･システム♂5･1 制御問題の特徴♂5･2 知識ベース制御♂5･3 ファジイ制御♂5･4 離散事象システムの表現と制御♂5･5 分散協調型制御♂5･6 おわりに♂6章 エキスパート･システムの開発と課題♂6･1 エキスパート･システムの実用化♂6･2 知識獲得の問題♂6･3 大規模システム♂6･4 知識表現と推論♂6･5 問題解決能力と深層システムについて♂6･6 開発に必要な作業について♂参考文献♂索引
内容説明
ＡＩ研究の中で実用システムとなりつつあるエキスパートシステムを紹介。基礎的な技術の確立状況、システム構築の可能な範囲から、今後のより日常的な実用化システムとなるための課題・技術動向を解説。
目次
１章 エキスパート・システム概論
２章 知識表現言語とシステム
３章 診断型システム
４章 設計エキスパート・システム
５章 制御型エキスパート・システム
６章 エキスパート・システムの開発と課題
