内容説明
もともと納得できない気持ちを抱いていたら、それはレイプだったのかもしれません。自分を傷つけないために。
目次
デートレイプってなに?―デートレイプの現状
性的暴力はどうエスカレートしていくか―学校での性的な暴力と、性的な暴力につながる行動
「これはレイプじゃない。彼がうまく立ち回っただけ」―レイプ神話と実際のレイプ
あなただけが被害者ではない―ねらわれやすい人について
レイプが起こるわけ―性別役割意識のおよぼす影響
「彼、酔っぱらっていたのよ」―大きな要因となるアルコール
スポーツ選手と性的暴力
なぜまた彼と出かけるの?―レイプとは認めたくない気持ち
つらい気持ちを乗りこえる
誰が悪いのか
誰に話して力になってもらうか
法律的にどのような権利があるか
身を守るためにあなたにできること
男性も被害者になる
パートナーをレイプしないために
レイプをなくすためには
著者等紹介
パロット,アンドレア[パロット,アンドレア][Parrot,Andrea]
コーネル大学教員、SUNY健康科学センター(ニューヨーク州)精神病理学の臨床助教授。1980年、コーネル大学エドワード・シェルドン・スカラーに選ばれる。1987年、コーネル大学から教育において優れた業績を表彰される。コーネル大学性的暴力予防連合を創設し、「知りあいによるレイプと性的暴力の予防」マニュアルを作成。多くの大学、教育メディアプロデューサー、合衆国連邦や州当局、犯罪予防プログラムなどの助言者を務める。知りあいによるレイプ、キャンパスにおけるレイプ被害の問題と解決、運動選手のための性的暴行予防などについての著書がある
村瀬幸浩[ムラセユキヒロ]
1941年、愛知県名古屋市生まれ。東京教育大学(現・筑波大学)卒業。私立和光高等学校保健体育科教諭として25年間勤務。現在は一橋大学、津田塾大学、東京女子大学で「セクソロジー」を教える。その他多くの大学・短大で特別講義を行う傍ら、「セクシュアリティ」や「性教育」についての講演で全国を回っている。“人間と性”教育研究協議会代表幹事、日本思春期学会理事
冨永星[トミナガホシ]
京都生まれ。京都大学理学部数理科学系を卒業。国立国会図書館司書、イタリア大使館のイタリア東方学研究所図書館司書、自由の森学園教員などを経て、現在は一般向け数学啓蒙書、児童文学などの翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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