出版社内容情報
魏呉の攻撃を封じこめた蜀に一大事が起こった。南蛮王孟獲が十万の軍勢を率いて益州南方に迫ったのを機に、益州三郡が反蜀連合を組み、永昌に攻めかかってきた。これを見過ごせない孔明は自ら五十万の兵を率いて、南蛮討伐に向かった。巧妙な離間の策を用いて益州の乱を平定した孔明は、さらに南蛮の奥深く進軍し、孟獲との戦いに挑む。
目次:
離間の策/連合軍分裂/益州平定/南蛮行/五渓峰/蛮王孟獲/孟獲を放つ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたー
12
★★★★☆長い長い南蛮攻略が始まった。これさえなければ後の北伐が成功したのだろうか。孔明の知略が冴えに冴える様は爽快なので、そこだけが救い。2020/03/29
gtn
10
孔明の人心掌握術が南蛮人に通じるかどうか。地方には、独自の郷土愛がある。他文化に排他的でもある。ムラ意識は簡単には覆せない。更に、地勢も考慮に入れる必要がある。2024/04/02
コウメ
9
心理作戦2019/03/15
しの
8
えっと、私この巻も読んでたんだ。。。。衝撃( ;∀;) まるっきり初見かと思って楽しんで読みましたとも。だって南蛮篇だよー!孟獲も董荼奴も出てくるんだよー!2017/02/24
T66
6
孔明の柔で当たる策が面白い。趙雲のほうれい線に年齢を感じる。図書館本2020/04/12