内容説明
「地方主権」の担い手として奮闘する記者たち。主要40紙を全国取材した渾身の力作。
目次
河北新報―「一山百文」への反発と大奮起
神戸新聞―報道と救助のはざまからの再出発
琉球新報―反基地の紙面づくりに挑む
沖縄タイムス―沖縄の個性を検証し自立への道を探る
熊本日日新聞―記者たちを鍛えた水俣報道の四十年
信濃毎日新聞―長野五輪とは記者たちにとって何だったか
北海道新聞―「自由独立」の伝統を守る記者たちの試練
中国新聞―被爆地ヒロシマから世界の「反核」に発信して
高知新聞―自由民権の風土で闘う“いごっそう”記者
新潟日報―角栄、原発と苦闘した自立の記者魂〔ほか〕
著者等紹介
鎌田慧[カマタサトシ]
1938年、青森県弘前市生まれ。早稲田大学文学部卒業。新聞、雑誌記者を経て、1960年代後半から、ルポルタージュを書き始める。みずから現場を体験し、作品を仕上げることで定評がある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。